Self Liner Notes

1. 桜色

作詞:山口教仁 作曲:花沢耕太

<花沢耕太>この曲はイントロのフレーズが1番はじめにでき、サビのメロへと発展させました。
アレンジはハープや金管楽器を入れることでピアノやギターたちをより鮮やかで際立たせれたと思います。
A メロのキーが極端に低いのでピッチをあわすのにレコーディングは苦労しました。
ツアーで歌ってきたこの曲、だいぶ手になじんできたし万全の状態でリリースできること、今から楽しみです!

<山口教仁>春は出会いと別れの季節。そしてそんな場面を彩っているのが桜だから、僕等は桜に特別な想いを抱く。
花沢が作ってきたメロディーを聴いてどうしても桜の歌にしたいと思った。
イントロのピアノフレーズ、サビの最後高揚する所、それを最初に聴いたときに桜が満開に咲き誇る姿が浮かんできたからだ。
ちょっと強引な言い方をすれば、僕が持つ桜の普遍的なイメージが花沢の作ってきたメロディーと合致した。
歌詞に関しては出会いと別れ、そして感謝がテーマ。
卒業、入学、入社、これまでの人間関係との別れ、新たな人との出会い、春はそれぞれの人に色々な事があるけどその全てに感謝して、
そしてこの先に待っている未来を生きる糧にして進んでいきたい。
そんな想いを綴った。桜が咲き誇る季節に是非聴いて欲しい曲です。


2. GET UP! 〜不屈のファイティングマン〜

作詞:辻本健司 作曲:花沢耕太

<花沢耕太>去年に引き続きスカイA さんから阪神キャンプのテーマソングの依頼をいただきました。
今回は虎が吠えることをイメージして作曲しました。
レコーディングで歌っているとき、「そういえば最近この声出してないな」と思いました。かなり吠えました。

<辻本健司>昨年の『Fly 〜風が吹き抜けていく』とは敢えて全然違うアプローチ=自分自身へのメッセージとして書きました。
一番最初にデモ曲をもらった段階で花沢から『今この一瞬を頑張らなければ、幸せに辿り着けない』というテーマを入れて欲しい
という希望があって、ならばこんな不確かで不安だらけの世の中やけど、だからこそ自分の未来を信じてやるべき事をひたすら重ねて行く必要があるんじゃな
いか?という事を歌えば応援歌としてのメッセージを伝えられると感じて、そのままストレートに広げました。
プロ野球ファンの私にとって、選手たちはまさに『不屈のファイティングマン』であり、努力を続けることの大切さや格好良さを体現してくれている、
いわば人生の見本になってる訳で、あわよくばすぐ楽な方へ逃げたり流されたりしようとする自分ではあんな風に輝く事は出来ひんぞ!! という自分自身への
喝でもあるのでこの曲でちょっとでも『おっしゃ、自分も頑張らなあかんな!!』って感じてくれたら最高です。


3. Englishman in New York

作詞 / 作曲:STING

<花沢耕太>洋楽のカバーは前からやりたかったんで念願叶いました。
自分が歌ってみたいと常日頃思ってた曲を三曲ほど候補に挙げて、いざ収録するという事で決め手となったのが『Englishman in New York』の歌詞の内容でした。
この歌詞の内容が何となく今の自分にリンクしているような気がしたのでこの曲にしました。
聴きどころは、シカゴプードルって基本オケ厚でかなりのトラック数なんで、この曲は限りなくトラック数を減らしました。
そうすることによって歌がより生き生き聴こえてきますし、バンドのエアー感がより気持ち良いものになったんで是非、じっくり聴いて深く味わって欲しいと思います。